この記事のポイント
- 珪藻土とビニールクロスを密閉箱で比較実験
- 同条件スタート(湿度63%)でクロスは81%まで上昇、珪藻土は65%で止まった
- クロスは2時間以上高止まり、珪藻土はその後自然に低下
- 差を生むのは「メソポア構造」=吸う・蓄える・吐くの3段階
「珪藻土って湿気を吸ってくれるんでしょ?」
そう思っている方、多いと思います。
でも、吸うだけの素材は、吸いきったら終わりです。
宙SORAが「他とは違う」と言える理由を、実際に手を動かして確かめてみました。
実験の方法
同じ大きさの密閉できる箱を2つ用意しました。
・箱A:内側に珪藻土 宙SORAを塗ったもの
・箱B:内側に一般的なビニールクロスを貼ったもの
それぞれの箱の中に熱湯を入れたコップを置いて密閉し、湿度計で変化を計測しました。開始時点の湿度はどちらも63%。写真を撮った時点ですでに、クロスは4%・珪藻土は1%と差が出始めていました。


結果:数字が語りました
スタート時の湿度は、どちらも63%。条件はまったく同じです。
ビニールクロスの箱
10分も経たないうちに湿度はぐんぐん上昇。70%を超え、最終的には81%まで達しました。ガラスは白く曇ったまま、2時間以上、湿度が下がりませんでした。

珪藻土 宙SORAの箱
湿度は一時65%まで上がりましたが、そこで止まりました。その後、じわじわと下がり始めました。吸って、吐いて。自然に湿度を整え続けていたのです。
珪藻土側のガラスは曇らず、クリアなまま。目で見ても、数字でも、差は明らかでした。



なぜ、宙SORAは「吐ける」のか
珪藻土 宙SORAの原料には、メソポア構造と呼ばれる無数の微細な孔があります。この孔が、湿気を「吸う・蓄える・吐く」の3段階で働きます。
・湿度が高いとき → 吸って調整
・湿度が落ち着いたとき → 吐いて元に戻す
一般的な素材は「吸う」だけ。吸いきったら止まります。宙SORAは、部屋の湿度に合わせて自動的に動き続けます。
スピードも、持続性も——これが、他の素材とは一線を画す理由です。
珪藻土の調湿とは?よくある質問
Q. 珪藻土の調湿効果とはどういう意味ですか?
珪藻土の調湿とは、室内の湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥したときに放出する働きのことです。この「吸放湿」のサイクルが自然に繰り返されることで、室内の湿度が一定に保たれやすくなると考えられています。
Q. メソポア構造とは何ですか?
メソポアとは、直径2〜50ナノメートルの微細な孔のことです。珪藻土 宙SORAの原料(北海道稚内産)はこのメソポア構造を豊富に持ち、表面積が非常に大きいため、湿気の吸着・放出を効率よく行えると考えられています。
Q. ビニールクロスとの違いは?
ビニールクロスは湿気を通しません。室内で発生した湿気の逃げ場がなくなり、結露やカビの原因になりやすいといわれています。一方、珪藻土は湿気を吸って吐くため、湿度の上昇を抑制し続けることができます。
Q. 調湿効果はどのくらい続きますか?
宙SORAは消耗品ではないため、適切な施工であれば長期にわたって調湿性能が持続すると考えられています。
Q. 施工は誰が行いますか?
施工はすべて日本珪藻土協会認定のプロが担当します。確かな技術と知識を持った職人が、丁寧に仕上げます。
Q. 対応エリアはどこですか?
施工は九州全域(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)に対応しています。九州以外のエリアへの施工はご相談ください。材料・サンプルの販売は全国対応しています。
まとめ
| 珪藻土 宙SORA | ビニールクロス | |
|---|---|---|
| スタート湿度 | 63% | 63% |
| 最高湿度 | 65% | 81% |
| その後の変化 | 自然に低下 | 2時間以上高止まり |
| ガラスの曇り | なし | 2時間以上 |
「吸うだけ」か、「吸って吐ける」か。この差が、毎日の暮らしの快適さに直結します。
福岡・九州の湿度環境でこそ、この性能差が実感できます。福岡の湿気・カビ対策について詳しくはこちらもあわせてご覧ください。
クローゼットや収納スペースでの調湿が気になる方は、クローゼットの湿気対策コラムもどうぞ。
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珪藻土 宙SORAについて、もっと知りたい方へ
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